然別湖周辺で産出する天然鉱物です。
オパールといいます。
遥か数万年前(推定)に地表に出てきた温泉水の中の成分が沈殿してできた石です。
然別湖のものは紫外線ライトで照らすと鮮やかな蛍光発光することが特徴です。
先日、熊の巣のような山奥に分け入り、調査してきました。
この石の一部に、新鉱物、北海道石(ほっかいどうせき:hokkaidoite)が含まれているそうです。
とても貴重な、石が生まれたままの形で残る場所。大切に保護していくことが、これからの課題となりそうです。
国立公園内にあり、採取はできません。